ありきたりな内容かもしれないが、「個体値」について考えてみよう。

個体値」を皆さんご存知でしょうか?

ポケットモンスターシリーズ、

初代、赤・緑から存在する隠しパラメータです。
(ただし赤緑は16までしかないので本記事では除外します。)

これは各ステータスに0〜31までの数値が設定される物で、

いわば「そのポケモンの個性」です。

しかし、裏を覗いてみればその世界は非常に過酷。

その個体値一つで100Lvの同じポケモンでも意外と差が付きます。

長くなるので廃人の世界は割愛します。

個体値解説記事と思った方には申し訳ありません。


さて、この「個体値」。「差がつきすぎる」「知らない人には辛い」

といった様々な批判、批難が今でも多く存在します。

まず「個体値」の問題点として、「進化しようが変わらない」点があります。

個性を表すような物でもありますが、

逆に生まれた時からの勝ち負けが決まっているとも取れるわけです。

これはポケモン観点での問題点。


次に人間側として「知らないと辛い」というのがあります。

これは言わずもがな、厳選した人としてない人の差は顕著ですもんね。

ですが、「厳選努力をすれば」報われる という意味でもあります。


この個体値について、僕自身の意見を述べさせていただきます

僕自身としては、賛成でも反対でもありません。

なぜなら、個体値で実際に付く差は概ね「16前後」であるためです。

これには、ステータスの計算式がかかわります。

割愛しますが、レベルによって反映される数字が違うためです。

100Lvなら31、50Lvなら16ほどの差が出ます。

でも、たかが16、素早さでも無ければ誤差や乱数の範囲です。


で、個体値厳選についてどのように考えているか。

僕は「運で負ける可能性を減らす努力」だと思っています。

何故って、実際には努力値種族値の影響のが大きいためです。

「高乱数一発」という用語があるように、乱数次第では倒れるんです。

BWをやってて実感しました。厳選トゲキッスを無厳選タブンネで落した時。

少し個体値とはズレますが、「ハピナス6VHD振り 雷持ち」3体で、

カイオーガALL逆VAB振り 特殊特化フルアタ」+ザコ2体と戦ったとしても、

絶対零度が3回当たれば誰でも負けるんです。確率はひどいですが。

だから個体値ってのは「運で負ける可能性を減らす努力」でしか無い。

また、その逆でもあるんです。


運が悪い僕は厳選をするんです。